2008年8月アーカイブ

会員の皆様へ(2008年8月)

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残暑お見舞い申し上げます。
地球温暖化という言葉を実感するような猛暑が続いて、室内も戸外も凌ぎ難い毎日ですが、 会員の皆様方にはご無事でお過ごしでしょうか。

6月から7月中は農薬・殺虫剤散布の被害に苦しみ、気温上昇と共に工事現場等、近隣からの揮発性物質による空気汚染で、動けなくなったという会員からのご報告も再々戴きました。

このような時節に予定しました7月19日の連続講座第1回の催しは案じられましたが、 おかげさまで、当日は満席の盛況となり、感動と共感の輪が広がる中で無事に終えることができました。 有難うございました。

今回のテーマは「化学物質による健康被害と環境汚染」として、「くらしの中で使われる農薬」の講演では、危惧される実態と、安全なくらし方を学びました。

意見交換「住宅・学校・職場 は 安全か」~公共施設や公園も~、では、不幸にも発症したお二人のパネラーからの不屈の体験談に勇気付けられました。

「心無い言葉に親子で泣いても、体に悪いものを出している社会には毅然と」「孤独にならない、苦しんでいるのは私だけではない、皆で声を出すこと」という心強いメッセージで括りました。
被害の痛みを知った大人が声を上げることで、広く社会に危機を伝えること。まずは こどもたちの生活環境を考え、教育現場の理解と対策が必要であることを認識しました。

また、近隣からの薬剤散布や工事で発症している問題は、明日はわが身にも降りかかる災難として、 発症した人々には、公共施設や公園も街路樹の農薬も避ける手立てがない実態が意見交換されました。
講師の山崎さんからは、「被害者が苦しんでいることを、1人でも多くの声を上げることで、危害について社会の認識も行政の対策も変わってくると思います。今後は私も支援します」とのお言葉を頂きました。

【コーディネーター原さんのまとめ】
社会はまだ認知していないが、カナリヤは知っている。社会全体で、やってはいけないことがある。生活環境の安全は、カナリヤの声に耳を傾け、
「有害化学物質の排出規制を求める方向にもって行くこと」と皆さんの意見をまとめていただきました。

次回は10月4日の講演会です。
「化学物質の人体への影響」をテーマに
講 演 『へその緒が語る体内汚染』 ~未来世代を守るために~
講 師  森 千里 先生
    (千葉大学大学院医学研究院 環境生命医学 教授 医学博士)

 ご参加をお待ちしています。

<事務局もほっと一息>
思文閣美術舘で開催中の「松谷みよ子の仕事展」に出かけました。
あの絵本の世界の松谷みよ子さんが、82歳の現役でご活躍の多才な著書と創作活動の記録は圧巻、感動 のひと時を過ごしました。お若い時から結核と闘い、二人のお子さんを育てながらの作家活動50年の中に、戦争や環境等の社会問題への眼差しが感じられ、強く生きることを語りかけてくれるようでした。

期間中(7月5日~8月17日)松谷さんの講演会」の案内も頂きながら、8月にようやく訪ねることができました。 思文閣美術舘では、昨年5月にレイチエル・カーソン生誕100年際が開催され、期間中のボランティアスタッフから京都カナリヤ会が生まれました。思文閣美術舘は会のふるさとです。

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京都カナリヤ会

京都カナリヤ会のWebサイト

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