2008年9月アーカイブ

会員の皆様へ(2008年9月)

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暑さ寒さも彼岸まで・・・・今年はその諺どおり、青い空と白い雲に、秋の気配を感じる季節となりました。
会員の皆さまにはお変わりございませんか。

あの盛夏の日の連続講座第1回を終えたのも束の間。事務局は第2回の準備に追われ、残暑の中、後援名義申請や折衝、広報活動にと慌しく駆け抜けた今年は、季節の移ろいが早く感じられます。

会の設立から半年、
この間、立て続けに国内外で有害化学物質による汚染事故が発覚し、京都カナリヤ会が掲げる有害物質SOSの危機がそのまま露呈されたような事件が多数報道されました。

年初から、硫化水素事故事件、中国製冷凍餃子メタミドホス混入事件、出雲市の農薬空散被害、有機リン汚染米事件、粉ミルクへのメラミン混入事件など、私たちの生活の基盤である空気や食の安全を脅かし、農薬をはじめとする有害物質の恐怖が身近に迫るという事件が続いています。
このような情勢の中、被害の多くは、こどもや弱者であることも明らかになってきています。

ずさんな国の責任が厳しく問われる問題ですが、消費者は今後どう対処するべきか。

今年3月の京都カナリヤ会設立記念講演会では、
有害化学物質は、口(食品・誤飲)、呼吸器(空気汚染)、皮膚(接触)から人体に浸透し、ある種のものは蓄積すること、およびその毒性と危険性について学びました。

7月の連続講座第1回では、身のまわりに溢れる農薬(農薬と同じ成分の家庭用品)の使用による被害と、危惧されるべき住宅・学校・職場の実態を知りました。

講座のまとめは、
「社会全般に総点検が必要である」・「被害者の声を受ける公的窓口の設置が急がれる」と結びましたが、
個人では防ぎようのない危機が迫っていたのです。

「幼稚園・保育園など幼児の施設で、終日の蚊取りマット殺虫剤を使用しているので、こどもの調子が悪いが、何とかならないものか」、「学校で樹木への殺虫剤の散布は、他に方法がないのか」という相談の電話が相次ぎました。 環境省の、農薬飛散によるリスク軽減に関するマニュアルでは、極力、薬剤を散布しない、害虫を発生させないなど、指針指導が出されています。

今後、会としてもできる限り実態調査を行った上、管理体制に向けての提言を急ぎます。

空気汚染被害に関しましては、 今年5月出雲市で起きた、農薬空中散布の実施による1100人以上の被害について、今月ようやく、市の調査委員会の報告により、農薬散布との因果関係を認めたというニュースが発表されました。
この出雲市の農薬空散の中止を求める林野庁への要望書は、反農薬東京グループ が全国60余団体の賛同を結集して、8月に提出されました。
京都カナリヤ会も賛同を表明して参加しています。

さて、 先月末に事務局から、10月4日の講演会のご案内と、会の活動報告書並びに会への意見・要望などの記載用紙を送付致しました。

9月に予定しておりました交流会は、10月4日の講演会終了後に開催することになりました。この折に、先にお送りしています会への要望書を提出下さいますようお願いします。 皆様からのご意見・要望を基に次年度の活動計画に取り掛かります。

それでは、連続講座第2回講演会『へその緒が語る体内汚染』と交流会への ご参加をお待ちしています。

京都カナリヤ会

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