2010年7月アーカイブ

きれいな空気の施設を訪ねて

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私たちの健康と環境を守る「空気質向上」の啓発キャンペーン中、実態調査の第1回として、7月末まで会員有志で公共的施設を巡回しました。

庁舎、大学・会館・図書館のほか、推薦を戴いた宿泊施設、ホテルホール・飲食店などの施設に複数のメンバーで赴いて,下記のように目視と空気質の感度で確認しながら査察を進めています。


1.受動喫煙防止対策について

2.洗面所・トイレに芳香剤・消毒剤・除菌剤などの配置と使用状況について


今回の巡回では、建物内に喫煙所を設置している施設は、そのフロア以外の階にも煙草の煙の粒子やガス状成分が揮発していて、これが全館の空気質を大きく低下させているのではないかと感知しました。

建物内に設置された喫煙室のドアは、上下にブラインド仕様などで空気が抜ける装備のため、煙が館内フロアに排出されているところが多く、かなりの苦痛を体験しました。

勤務している方々の健康影響を考えれば早急に改善を要する実態を確認しました。


 建物内禁煙の施設であっても、出入り口に喫煙所があれば煙草の煙は室内に入り込む、または、一般の来館者は禁煙でも職員用の喫煙所が建物内に設置されていれば、換気、吸排設備によってタバコの煙の微粒子やガス状成分が館内を再循環していることも考えられます。


2.について、一部の公的施設では芳香剤などは全く使用していないところも増えてきましたが、トイレにパラジク剤、ベビーベッドに消臭剤が置かれているところも確認しました。これらの揮発性剤も館内の空気の質を低下させていることが判ります。 

臭気と毒性の強いパラジクボール(パラジクロロべンゼン)がまだ使用されているのです。

猛暑のため、8月は例会も巡回も休みにしましたが、普段の外出先でも空気の質について感度査察を実行しながら、9月半ばからの実施を計画中です。

私たちや、こどもたちが過ごす生活空間の空気の質を知るために、公共的施設を見て回り、確かめることは重要な仕事です。

カナリヤが安息できる施設を探して、巡回に参加して下さる方はご連絡をお願いします。

京都新聞に掲載されました

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  会報5号を読んで下さった京都新聞社の記者の方から 、「室内空気質向上キャンペーン」について、お問い合わせをいただきました。

現代社会では、受動喫煙への理解は進んでいますが、化学物質によってひきおこされる健康被害の実態については、あまり知られておらず、説明が難しくなります。

今回は、下記の基準と研究結果をお知らせしつつ、2度目の取材を受けました。

1. WHOによる空気質のガイドライン

2. 厚生労働省の揮発性有機化合物ガイドラインと室内濃度指針値

3. 室内空気中の総揮発性有機化合物 (TVOC)に対する芳香剤・消臭剤の影響に関する研究



当会の相談役も、この内容を記事にするのは難しいと話していました。

ところが、7月9日(金)朝刊に掲載されたとご連絡をいただきました。
ご支援に心から感謝いたします。

会報 5号の記事がブログに紹介されました

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4月3日の講演会の翌日、とても嬉しいお知らせをいただきました。

東京大学大学院の教授から、会報送付のお礼に添えて、
『ブログに寝屋川廃プラ公害の記事と貴会の紹介をしました。今後もよろしく。』
という旨のメールを頂戴したのです。

以前に、当会の講演会の案内を、先方のブログに掲載して下さったことからご縁が生まれ、その後、気後れしながらも会報をお送りしていました。

教授のブログサイトは「Limnology 水から環境を考える」です。



優秀な女性科学者が、不慮の交通事故に遭い、後遺症である脳脊髄液減少症という全身症状を抱えながらも、世界中を飛び回り、研究、教育、後輩育成などに取り組んでおられる様子が綴られています。

ブログの「つぶやき」には、弱者への優しい眼差しと科学者の良識が光っています。


決して軽くない症状を抱えながらも、精力的に活動しておられる様子には、化学物質過敏症に苦しむ当会の会員も生きるパワーをいただいています。

7月3日特別講座の日に

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京都カナリヤ会特別講座 「電磁波の人体への影響を考える」(2010年7月3日)

7月3日 京都カナリヤ会特別講座 『電磁波の人体への影響を考える』
は、おかげさまで、盛況のうちに無事に終了いたしました。

ありがとうございました。

当日は、朝から大雨で、出足が心配でしたが、開場と同時に、参加者の方々が続々と来場下さいました。「電磁波の人体への影響」の関心の高さを感じた瞬間でした。

講師の荻野先生は、講演について、『幅が広く、また、短い時間にできるだけ多く、わかりやすく』、という方針で資料を準備して下さいました。

電磁波について初めて聴く方向けに、講演内容をセットアップしていただきましたが、皆様どのように理解されたでしょうか。

『電磁波の人体への影響は、まだ科学的に証明されていない。
しかし、疫学的研究の結果を鑑み、「危険な可能性がある限り、安全性が確認されるまで排除しよう」、という予防原則で対処して胎児やこどもを守ることが、今、重要な課題である。』

という 荻野先生の終わりのお言葉は、京都カナリヤ会の願いでもあります。

終了後も、多くの参加者の方が質問するために列をなし、5時過ぎにようやく解散となりました。

<当日の会場について>

京都ひと・まち交流館の会議室は初めての使用で戸惑いました。

開場から10分間での受付設営ほか準備が予定とおり進行できず、また、大雨でスタッフが欠けるなどのトラブルが生じました。

講座の趣旨や、会の事業などの説明のほか、室内空調についても配慮が行き届かず、途中で退場された方には申し訳なく存じます。


また、今年度の事業(きれいな空気質キャンペーン)に関連して、「空気を汚す源」を考える著書も受付に準備したままで、購入して下さった方もおられたのですが、時間の制約から、会場で紹介することができず、半数が残っています。

アンケートには、「家庭用品の中の有害物質について知りたい」という要望がございましたので、下記の書籍をご案内いたします。

1. 『住宅が体をむしばむ』 
価格: 900円
発行: 反農薬東京グループ     

2. 『農薬は食べるより吸うほうが危険』 
価格: 400円
発行: 反農薬東京グループ  

3. 『脱 ケミカルデイズ』
価格: 500円
発行: 化学物質市民問題研究会


市販されていない書籍ですので、もし、お買い求めのご希望がございましたら、下記のファックスまたは郵便にて、書籍タイトルと数量をご連絡下さい。
(送料は80円ご負担下さい)

〒600-8127
京都市下京区梅湊町83-1ひとまち交流館2階
京都市市民活動総合センターメールボックスNo.57 
京都カナリヤ会 

FAX 075-344-0465 

お支払いは、下記の口座にお願いいたします。
【郵便振替口座】 記号00950-7-206972 「京都カナリヤ会」