2013年2月アーカイブ

PM2.5について

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          身近な空気汚染物質 タバコ煙の「PM2.5」   

 

今年になって、俄かに中国からの大気汚染物質PM2.5の飛来が問題視されています。中国の各地で深刻な健康被害を引き起こしている微小粒子状物質「PM2.5」が、日本の各地でも観測されていると連日ニュースで伝えられ、一気に国民の不安が高まっていると報道されています。

 

PM2.5とは、「直径2.5マイクロメートル以下(マイクロは100万分の1)の粒子状物質」の総称で、その大きさはスギ花粉の12分の1以下。石油・石炭などの燃焼、ディーゼル車や工場の排ガスのほかに、タバコ煙から発生する超微粒子物質であるとされています。この超微粒子物質が肺に入り込むことによる健康影響が懸念されています。

 

しかし、中国の大気汚染だけでなく、私たちの身近に浮遊するPM2.5の内容についての報道は少ないようです。

                                                                               PM2.5P1040886.jpg

当会は受動喫煙防止活動の必需品として、PM2.5測定機を切望していたところ、国際ソロプチミスト京都-北山様の推薦により、

201111月に京都ロータリークラブ様から寄贈を受けました。

当時は、PM2.5など一般には聴きなれない用語でしたが、この測定機(65万円)が寄贈された記事は京都新聞に掲載されました。

 

当会では、この測定機で受動喫煙の現場を測定し、苦痛の症状発生の実態をデータで可視化して予防対策の提言をしてきました。

 

日本における高いレベルのPM2.5の発生について、

喫煙室のPM2.51000/㎥、禁煙でない飲食店内のPM2.5は、500700/㎥に達することが測定されています。       (産業医科大学 産業生態科学研究所

                            (http://www.tobacco-control.jp/)

 北京に1日滞在すれば 「たばこを21本吸ったのと同じ計算」

と (中国誌「新民週刊」)報道されているとおりであれば、PM2.5100500/㎥になっている北京などの大気汚染と、日本の喫煙室におけるPM2.5の空気汚染は同じか、それ以上のレベルです。  北京PM2.5北京と東京のPM2.5.jpg                

  (右図は東京都環境局HPより)→

 

職場や家庭で室内の喫煙、ほか住宅近隣また路上の喫煙によって、微小粉塵PM2.5が発生しています。長時間、長期に亘る受動喫煙によって健康が脅かされています。

                  

日本のPM2.5の環境基準値は、1㎥当たり年平均値で15㎍以下かつ1日平均で35㎍以下とされています。(環境省)

 

人々が空気について関心を持つきっかけになった今こそ、私たちの身近で浮遊しているタバコ煙のPM2.5の危険性を知り、日本国内の受動喫煙をなくすことが先決です。

 

3月の学習会

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教育研究機関化学物質管理ネットワークの木下理事長から案内を頂きました。

 

当日、各教室への参加は自由ですが、午前の部は下記の講座に参加して出会いましょう。

*申し込み締め切りは2月20日(水)です。

  下記のホームページ内の「申込フォーム」にてお申込ください。

  →http://www.miyako-eco.jp/ecocen/activity/activity03.html

 

◇◆第9回 京都・環境教育ミーティング ◆◇

 http://www.miyako-eco.jp/ecocen/activity/activity03.html

◆場所:龍谷大学深草キャンパス 2号館12

  (〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67

    →アクセス・地図はこちら

  http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html

 

◆日時:平成2532日(土)

 10:4512:15 (2号館 204号室)

 

「大震災、原発事故と私たちの生活、環境・教育」

 田中克(NPO 法人森は海の恋人)

 川野眞志(元京大原子炉実験所)

 木下知己(NPO法人 教育研究機関化学物質管理ネットワーク)

 

詳細は下記にてご覧下さい。

◇◆第9回 京都・環境教育ミーティング平成2532日(土)◆◇

   http://www.miyako-eco.jp/ecocen/activity/activity03.html

◆日時:平成25 32日(土)93017時

◆対象・定員:どなたでも・300名(先着順)◆参加費:無料

◆申込・問合せ先

  京エコロジーセンター(休館日・木曜/1226日~14日)

  612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13

       TEL 075-641-0911  FAX 075-641-0912

  ◆主催:京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター)

  企画運営:第9回 京都・環境教育ミーティング実行委員会

会報10号をアップしました

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  ウェヴサイトで、ご覧いただけます。

 皆様から、頂きました会報10号へのご意見の一部を紹介します。

会報10号、ありがとうございました。

今回は内容がいつも以上に充実していて全てブログでご紹介したいと思いましたので、会報がホームページにアップされましたらお知らせ下さい。

会報、届きました。ありがとうございます。
タバコ以外の環境・安全生活の問題もかなり深く扱っていらっしゃるのですね。
私は10年以上自然食の仕事と活動に関わってまいりましたので、興味深く読みました。特に磯部晶策氏の本に感銘を受けていましたので「良い食品」の話、また分子矯正医学のポーリングのことには関心がありましたし、電磁波・農薬等、他の記事も充実していました。

いつも内容の充実した会報をありがとうございます。
少し、気になるのは27頁の携帯にイヤホンマイクの件で、私は疑問があります。
 ご参考までに、下記のようにお知らせします。
脳に受ける被害は直接に耳に当てて使用するよりは電磁波の軽減があるのかも知れません。逆にイヤホンのコードがアンテナの役割を果たして危険ではないかとも指摘されています。
 例えば、ウイーン医師会が作成した2005年発表「携帯電話使用のルール」に「イヤホンマイクも安全ではないだろう。ケーブルが電磁波を誘導するかもしれない」と書かれています。

 

真実を知ることから

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EM菌の効果ありは疑似相関か! 真実を知ることから見えてくる謎!

 

一昨年、化学物質・香料に過敏な症状を訴える方から、EM菌が空気を浄化する、消臭剤として効果があると薦められ、液体ボトル入りが送られてきました。半信半疑で使用しましたが、消臭効果も空気の浄化などの変化は全く体験できませんでした。

 また、電磁波過敏症状を訴える方からのSOS対応に際して、電磁波予防活動ほか調査も可能という市民団体に照会しました。ここでも、室内の電磁波対策にEM菌を撒くことを勧めていると聴いて驚きました。

 

その後、原発震災の救援生活物資にもEM菌が案内されていましたので、不審は更に過り調べてみました。なるほど、さもありなん、しかし、どこも気がついていないところも不思議なことと見てきました。

 

 化学物質等の有害ガスや電磁波がEM菌で削除できるなら、受難の症状もすぐに解決できるはずです。

 当会では、会員交流会に参加した発症者にホメオパシーを勧め、有料相談所に誘う人が現れたこともあり、これらを含め要注意事象として対処してきました。

 

今年、2月5日、山室教授ブログで、研究者は気がついていたことを知りました。2012-09-11[研究集会報告]  ニセ科学? -EMアサザによる水質浄化

 

更にマスコミでも、昨年7月3日の朝日新聞に掲載されていたのです。

 

山室教授ブログ「水から環境を考える」

                                          http://d.hatena.ne.jp/Limnology/より

 

文部科学大臣がEM菌を支持?

週刊朝日21日号の記事によると、現在の文部科学大臣は2011419日のブログに「比嘉照夫氏の地震災害後のEMの活用についての話が興味深かつた。EM技術による放射能被曝対策もできるそうだ。(中略)私も勉強してみたい。」と書いていたそうです。

科学技術立国を目指す日本の文部科学大臣として、必ずしも適材適所とは言えない人事だったのかもしれません。「EM菌は水質浄化する」に科学的根拠がないことがようやく広まりつつあるのに、これでまた小学校の総合教育や環境教育で巻き返してきたら、困ったものです。

 

「水質浄化」EM菌効果 検証せぬまま授業

                                         201273日 朝日新聞デジタルより)

水面下で起こっていることは見えにくいためか、科学的には根拠がないのに義務教育で「事実」として教えられることがあります。41日記事で紹介した中学校地理の副読本もその一例ですが、同じように「水質浄化」効果があるとして学校教育で教えられてきた例が紹介されていました。この問題は水環境関係者の間ではかなり以前から問題視されてきたものですが、支持者との間には科学的な議論が成り立ってきませんでした。この問題を取り上げたマスコミの見識を、高く評価したいと思います。

http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201207030458.htmlから一部を抜粋します。

「水質浄化」EM菌効果 検証せぬまま授業 青森 

「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、青森県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批判の声も上がっている。

EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。農地の土壌改良用に開発されたが、水質浄化や健康飲料としても利用されている。環境保全の市民活動や有機農法を行う農家に広がっている。

県教委によると、昨年度、環境教育の一環としてEM菌を使用した小中学校は県内に7校。ほかの複数校でも使用例がある。多くは、EM菌を地域の川にまくことで「きれいになる」と教えている。

■「非科学的だ」

県東青地域県民局は2004年から、管内の希望校にEM菌を無償で提供し、実践を支援している。提供開始にあたり、県はEM菌による浄化活動が行われている川で1年間、水質を調査。だが、顕著な改善は確認されなかったという。

にもかかわらず継続している理由を「学校が水質浄化に関心を持ち、活動してくれること自体が有り難いことだから」と担当課長は話す。担当部署はこれまで、EM菌の効果を科学的に検証した文献の調査などはしていない。

2月 学習会のお知らせ

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 エネルギーや食糧の問題と地球環境の保全について学ぶ国際フォーラムの

ご案内です。会場で出あえれば会員交流もしましょう。

 

2013 「KYOTO地球環境の殿堂」 表彰では

 日本の公害の原点といわれる水俣病をテーマに,患者に寄り添いながら,その本質を捉えた作品を発表し続けた、石牟礼道子 氏 が選ばれました。

人間の過去の過ちに目をそらすことなく,自然との共生の考え方を世に問い続ける姿は多くの環境保全運動に多大なる影響を与え,環境と共生する思想を普及した功績が称えられています。

 

京都市広報より http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000132200.html

 

「KYOTO地球環境の殿堂」とは

「京都議定書」誕生の地である京都の名のもと、世界で地球環境の保全に多大な貢献をした方の功績を称えるものです。「京都議定書」誕生の地である京都の名のもとに,世界で地球環境の保全に顕著な貢献をされた方を顕彰する「KYOTO地球環境の殿堂」の第4回殿堂入り者が決定し,下記のとおり表彰式とフォーラムを開催しますのでお知らせします。

 

KYOTO地球環境の殿堂表彰式 & 京都環境文化学術フォーラム

 

1 日 時  平成25年2月17日(日)午後1時~17時

2 会 場  国立京都国際会館 メインホール (京都市左京区宝ヶ池)

3 定 員  1,000名 ※参加無料

4 内 容  殿堂入り者表彰式 殿堂入り者記念講演(1時~2時15分)

       文化学術フォーラム(午後2時30分~5時)

   ※日英同時通訳あり

 

5 第4回 殿堂入り者

 

■石牟礼 道子 氏(1927年生 日本)小説家・詩人

社会の急速な近代化の中で、水俣病をテーマに、一貫して自然と共生する人間 のあり方を問い続ける文学作品を発表し、環境と共生する思想の普及に貢献。

 

■ヴァンダナ・シヴァ氏(1952年生 インド)環境哲学者・物理学者

環境や農業・食糧問題に関する近代の西洋中心的な考え方に警鐘を鳴らし、伝統的スタイルに根ざした価値感や社会構成の重要姓など、環境と共生する思想の普及に貢献。

 

■エイモリー・B・ロビンス氏(1947年生 アメリカ)

               ロッキーマウンテン研究所 理事長

エネルギー利用の効率化や化石資源から再生可能エネルギーへの転換に関する学術研究で地球環境問題の解決に貢献。研究成果を基にした先進的な戦略「ソフトエネルギー・パス」を提唱。

 

6 主 催 

「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会、京都環境文化学術フォーラム

(京都府,京都市,京都商工会議所,環境省,人間文化研究機構総合地球環境学研究所,公益財団法人国立京都国際会館)

 

7 申し込み

参加ご希望の方は、郵便番号、住所、氏名、電話・FAX番号、E-mailをご記入の上、

下記の方法でお申し込みください。

■FAX:06-6376-2362まで送信してください。

■インターネット申し込み http://www.earth-kyoto.jpのページ右上の

「参加申込みする」をクリックし、必要事項を記入の上送信

 

(問合せ先)

KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会事務局 

 TEL075-414-4830  FAX075-414-4705 

 E-mailtikyu@pref.kyoto.lg.jp

京都カナリヤ会

京都カナリヤ会のWebサイト