2016年7月アーカイブ

良い食品づくりの会の認定品が京都に

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「良い食品づくりの会」の活動は、20131月の当会‐会報10号で紹介しています。

この年の4月に、偶々、中京郵便局を出て東洞院通りを南へ歩いていた時、

「京都八百一本館」がオープンしていたのです。     

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暫くして、この「京都八百一本館」に「良い食品づくりの会」の生産者の店「パントリー」が入っていて、認定品が販売されていることを知りました。安全で美味しい食品を提供することを目的として、販売協力店と生産者会員の協同による店舗展開は京都では初めてのようです。

当初、新しい大きな建物が目につきましたが、看板もなく日本的な外観のマンションかと思って見ていると、人が出入りしていて店舗であることがわかりました。
そして、とてもきれいな高級食料品店の印象でした。

八百一売り場s.jpgそれから3年、買い物客が増えて外国人も多く見かけます。

店内への入口とバックヤードにアメリカンジャズの音楽がれていて、見たことのないアメリカ品店「ホールフーズマーケット」を想像します。

八百一正面s.jpg府下と北海道の自社農園で栽培されている「京都八百一本館」の野菜は無農薬、有機栽培ではありませんが、本館の屋上に農場があり、ここで栽培された野菜は無農薬で収穫時のみ販売されています。
入口からパントリーのコーナーでパンや和菓子、豆腐や納豆、漬物、調味料などは有機栽培の材料で添加物の使用を控えた認定品が並んでいて、奥の方に高級和牛と鮮魚の店から野菜と果物売り場、焼きたてパンとコーヒーの軽食スタンドがあり、2階には無農薬ではないのですが、玄米や豆はじめ乾物、チーズ、ハム、調味料、酒など全国の逸品が集まっています。

価格は一般食品スーパーマーケットの商品の1.5~2倍程度ですが、牛乳や卵、パン、和菓子なども使用している原材料を考えれば、適正価格かと思います。

何よりも美味しいかどうかの違いと安全性です。

(自宅で調理の例:有機こんにゃくステーキと有機豆腐)     乳製品、豆腐の種類も多く

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また、生の野菜、果物のほかに、野菜を使った薄味の煮物や、味付けなしの蒸した野菜のほか、キノコと豆の種類が豊富なことから、食と栄養への配慮を感じます。

2階の雑貨コーナーには、浴用も台所にも使える安心のオリブ石鹸や、洗濯洗剤ハッピ―エレファントも備えてくれていました。石鹸、洗剤、シャンプー剤ほか雑貨用品にも人と環境に優しい良品をひっそりと品揃えの配慮には感動しました。

店内は強い消毒剤、除菌剤、芳香剤など感知せずに買い物ができる優しい空気でほっとします。当会は、これまで個々の店舗や商品について紹介することはしておりません。しかし、日頃の化学物質による体内汚染と免疫力の低下をなるべく薬に頼らず、安全で良質な食品を摂取して予防と回復に向ける方法を会員間で共有しています。

よって、人にも環境にも安全な生産品を供給するために長年の努力と相互研鑽が続けられている「良い食品づくりの会」を会報のネットワーク紹介で掲載しました。

「良い食品づくりの会」  http://yoisyoku.org/

「京都八百一本館」 http://www.kyotoyaoichihonkan.com/

         京都市中京区東洞院通三条下る三文字町220番地

「京都八百一本館」は、主に百貨店で野菜と果物を販売する株式会社セントラルフーズの店舗であり、「パントリー」は、「ラッキー」と共に「良い食品づくりの会」の生産者会員で認定品を販売する大阪の株式会社「大近」が経営する店舗です。

「良い食品づくりの会」は、1975年に食品メーカー8社が旗揚げした「良い食品を作る会」を前身とし、19977月に「良い食品づくりの会」として発足して以降、19年間で生産者会員、協力店会員で構成する「良い食品づくりの会」の輪は、日本全国に広がっています。

現在、約130社の生産者と販売店が加盟しており、『良い食品の4条件・良い食品を作るための4原則』を基本理念に、食品ごとに品質基準(原材料や加工法など)を設定し、この基準をクリアした食品だけを「認定品」として、販売協力店で提供していると案内されています。

会報と活動への激励に感謝

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今号も、研究者や環境活動家から激励とご支援をいただきました。

ご寄稿の願いを叶えて下さった、医学、毒性学、薬学の研究者で、元北大副学長の藤田 正一 名誉教授からも「活動は長く続けるように」とのお言葉を戴きました。

小市民団体の当会が、著名な研究者にご寄稿をお願いして趣旨を達成できる幸いに心から感謝しています。

化学物質の暴露実験はヒトにはできないので、症状の発現する市民が実態を記録して知らせることは貴重な活動だと仰ってくださる研究者の方のお言葉にも救われます。

化学物質による空気汚染の痛みを感知されなくても、ご理解とご支援をくださる研究者、環境活動家、市民の方は希少ですが、とても心強くありがたいことです。

会報は拙い編集ながら、毎号生みの苦しみよりも過酷な空気汚染の中で呼吸も思考も妨げられ、もう潰れる直前になって、やっと発行日に目鼻がついてからも至難の技の難産です。世話人一同、この先も、いかに耐えられるかですが、耐え難い損傷痛の感受性がなければ、記事も編集も浮かばないのかとも考えられます。

会員も、日々、空気汚染に追われ苦しんでいる人は、すぐに読み通して意見や会員便りを届けてくれます。その後も、何度も読んで、案内どおり図書館に行って学習している人もいます。しかし、痛くも、かゆくもない人は無関心、受難が解決した人は連絡にも応答なし。長らくの会費未納でも、何かあると俄かにSOSが頻繁にという人もいます。

  自身に降り懸った耐え難い空気汚染の苦痛も、解決すると何事もなかったように忘れるようですが、被った危険な事実を知らせ、これからの若い世代を守る活動に参加してくださる方に入会を願って、更に予防啓発を進めて参ります。。

タバコとアスベストで肺がんリスク54倍

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今回の会報ご案内に併せて、支援依頼先へのお願いと案内文に、

「タバコとアスベストの複合暴露で肺がんリスク54倍」のところ、54%と倍率単位を間違って

記載して送付していました。 お詫びと訂正のお願いを申し上げます。

 正しくは「タバコとアスベストの複合暴露で肺がんリスク54倍」です。

 今後の「新たなシックハウス」問題として、危惧される老朽建築・住宅から既に飛散し、

取り壊しによって更にアスベストの飛散が見込まれる状況において、

喫煙、受動喫煙との相乗作用の危険性をお伝えして予防啓発をお願いしました。 

参考:http://www.erca.go.jp/asbestos/what/higai/index.html

   独立行政法人 環境再生保全機構アスベスト(石綿)関連疾患

   「石綿ばく露と喫煙が肺がん死亡の相対危険度に及ぼす影響」より

   https://www.erca.go.jp/asbestos/what/kenkouhigai/pdf/panphlet.pdf

   「石綿と健康被害」(パンフレット)

会報17号を発行しました。

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  会の設立から9年目を迎えた夏に、やっと辿り着いた「毒性学」に学び、化学物質による健康障害について、「なぜ」そんなことが起きるのかを探る内容です。

 そして、この10年、増え続ける死亡数とガンの多発につながる問題の特集としました。間もなくお手元に届く予定ですが、

下記のとおり目次にてお知らせします。

目次

1. 活動報告

1.1 事業報告書・計画書の送付 / 公共的施設巡回 / 交流団体への寄稿               / 有害物質SOS受信

1.2 要望書提出

2. 特集 蓄積する複合汚染物質と見えない毒性―次世代へのリスク

2.1. 特別寄稿 「外因性化学物質を迎え撃つ生体側の戦略」

              平成遠友夜学校校長  藤田正一

          北海道大学名誉教授(医学博士 元 北大副学長)  

2.2. 学習録1 「化学物質の生体侵入と代謝・解毒」 図解で復習 

2.3. 学習録2 「毒性学」 と 「毒は混合物の用量次第」における

                                                 「個体差」と「低用量毒性」

2.4.   報 告   交流団体への寄稿「化学物質による健康障害について」

3. ネットワーク便り

3.1.   中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会

       「設立から11年、被害は今後さらに深刻」全国組織へ

3.2.「2016世界禁煙デー先進自治体の取り組み~紹介」   

               西宮禁煙推進グループ 斉藤 芳一

3.3.  法然院森のセンター「善気山遊びの寺小屋」ほか案内  

                        フィールドソサイエティー 

3.4.「誰もタバコに苦しめられることのない世の中」の実現を思い描けて

               いるか    NPO京都禁煙推進研究会会員

4. 新たなシックハウスの問題

4.1. 長期に亘る室内空気汚染と健康被害の実態

       ―住宅・学校・職場は安全か

4.2. 公害と私害による侵入室内空気汚染が人の命を奪う

4.3. アスベストの飛散・侵入―あなたの周りにも危険が...  

         これからのシックハウス問題

4.4. 阻止したい スマートメーターの設置と電磁波について

5.  有害物質SOS

5.1.  マンション隣室からのタバコ煙3年で喘息とうつに 

5.2.  隣のエコキュートと殺虫剤の被害で極限-受診できるところ教えて

5.3.  ビル地下から噴き出すタバコ煙で咳、動悸、呼吸困難も

 5.4.  近隣からの臭いで健康被害7年 

6.  会員便り   

6.1. 昨年春に悪性乳ガンと診断されました

6.2.  がんの転移を克服した夫の喀血とその診断

6.3.   大気汚染で長年の呼吸器障害に苦しみ、

      消化器系にも異常が出始めたら大腸がん

6.4.  隣室から侵入する空気汚染の長期被害

      -タバコ副流煙との混合で胃痛~膵炎

6.5.  学校へ行けなくなった子どもの受診先

6.6.  隣家のシロアリ駆除剤-散布 

7.   化学物質問題

8.   タバコ問題

9.   震災/原発/放射能/電磁波問題

10. 医療・社会問題

11.   カナリヤの視点

12.   戦乱のアフガンで人道支援~

     命と水と暮らしを守り続けた偉大な医師

12.1. 「井戸を掘り~人と命と平和を構築」30年‐

    アフガニスタンで活動を続ける医師 中村 哲 氏に学ぶ

13. お知らせ                                                                          

咳 3か月で腰椎圧迫骨折

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 受動喫煙によって、タバコに含まれるヒ素やカドミウムを吸い込む量も多く、長期に亘る被曝では「イタイイタイ病」から、「骨がボロボロ」になることは会報9号で記事を紹介しています。更に、15号には実態調査でその事実を発見した内容を掲載しましたが、今回は、まさに現実の体験をお知らせします。 

在宅中、日常的にタバコ燻の受動喫煙を被って来た筆者は、今年初めから深夜の就床後もタバコ燻し副流煙)侵入が続き、明け方まで咳が止まず3か月目には膝の関節、手指の関節が腫れ上がり、背骨痛が強くなりました。

居住宅は、今年も年初から連続で工事実施の掲示と共に浸入室内空気汚染が更にひどくなり、昼間は塗装工事紛いの揮発溶剤にタバコ燻しや残留ガスなどが続きました。特に、就床時からのタバコ燻しの浸入が明け方まで続いて、咳っ放しの3か月という長期、長時間の咳で疲労困憊と共に背骨が痛くなっていました。

避難外泊は何度も繰り返していましたが、4月には片方の足首の関節が痛くなって歩くことも困難になり、もう、我慢も極限となって整形外科を受診しました。初めての医院でしたが、「気のせい」とは言われず、レントゲン検査の結果、腰椎圧迫骨折と診断されました。手指の腫れを診てリュウマチなど血液検査もしました。

足の痛みは腰椎骨折の痛みから出ているので、治療は注射または飲み薬になるが、骨が溶けるのを予防する薬を飲む治療法を選びました。あとは、牛乳と納豆を毎日の食事でとるように、そして、リハビリの通院を薦められました。 

一週間後の血液検査の結果は、リュウマチ要因は出ていないと告知されました。

しかし、痛みは一向に治まらず、足首の痛みが更に強くなって外出も控えると、両足ともに膝から下が腫れ上がり、腹部が太鼓腹になって体重も2キロ増加してしまいました。いよいよ、受動喫煙の主治医に相談して、足科のある大学病院の整形外科に紹介状を書いて頂いて受診しました。

この頃から、眼の異常も出て、これも1か月以上我慢していましたが、受診しました。

足科で検査の結果、体を支える足の骨の変形による痛みとして、ギブスの装着を施されました。歩行はかなり楽になったのですが、腰痛と眼の炎傷は治まらず、ようやく6月末に世話人会を終えて、会報の編集にとりかかったところです。

京都カナリヤ会

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