2016年9月アーカイブ

受動喫煙による肺がんリスク「確実」へ

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国立がん研究センターホーム > プレスリリース >より

http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20160831.html

     受動喫煙による日本人の肺がんリスク約1.3

        肺がんリスク評価「ほぼ確実」から「確実」へ

2016831日 国立研究開発法人国立がん研究センター

国立研究開発法人国立がん研究センター(理事長:中釜斉、所在地:東京都中央区)がん対策情報センター(センター長:若尾文彦)は、日本人の非喫煙者を対象とした受動喫煙と肺がんとの関連について、複数の論文を統合、解析するメタアナリシス研究の結果が公表されたことをご報告します。本研究では、受動喫煙のある人はない人に比べて肺がんになるリスクが約1.3倍で、国際的なメタアナリシスの結果と同様であることが示されました。

 

受動喫煙 リスク「確実」 肺がん発症1.3倍

  2016831日 毎日新聞より

国立がん研究センターは31日、たばこを吸わない日本人の受動喫煙による肺がんのリスクは、受動喫煙のない人に比べて約1.3倍高いとの解析結果を発表した。これを踏まえ、同センターは肺がんに対する受動喫煙のリスク評価を「ほぼ確実」から、全がんに対する飲酒や喫煙、肝がんに対する肝炎ウイルスなどと同じ「確実」に格上げした。

 他人のたばこの煙を吸う受動喫煙は、循環器や呼吸器の病気、乳幼児突然死症候群にも影響することが分かっている。同センターの片野田耕太・がん登録統計室長は「世界の49カ国が公共の場所の屋内を全面禁煙にしており、日本でも屋内の喫煙を禁止する法制化が必要だ」と指摘する。

(一部抜粋転載 http://mainichi.jp/articles/20160831/k00/00m/040/141000c

 

米9.11テロから15年、がん発症増加

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この世の地獄を見たアメリカの9・11テロ事件から15年目に、

現場に居合わせた人々や救急隊員の健康被害は、10年を経て「がん」の発症が次第に増加していることが報道されました。

がん以外にも喘息など呼吸器系や、胃から食道への逆流など消化器系疾患の多発は、吸い込んだ有害物質・空気汚染物質は何であったのかと危惧されます。

それはタバコ煙はじめ、私たちが日常的に被っている危害と症状に通じる疾患であり、アスベストや放射能も推察する恐るべき内容です。また、恐怖の体験が精神疾患に現れていると考えられます。

タバコ燻煙や殺菌・殺虫剤、燻蒸剤、揮発溶剤等の室内に侵入する空気汚染が長期に亘り何年も吸い込んできた当会会員の中に、呼吸器障害から消化器障害、そして、がん疾患発症に至っている会員も存在することは、会報17号でも紹介のとおりです。


CNNは、9・11のテロと関連して、がんが発症したと認定される人々が増加している実態を下記のように伝えています。     

9.11同時多発テロs.jpg米同時多発テロから15年、5400人ががん発症

   2016.08.16 Tue posted at 10:39 JST

2001年に起きた米同時多発テロから来月11日で15年になる。米疾病対策センター(CDC)の統計によると、この事件に関連してがんと診断された被害者が、今年6月30日現在で5400人を超えた。

CDCが認定した9・11同時多発テロ関連のがん患者は、2013年1月~16年1月にかけて年間1525人のペースで増加。

14年1月の時点で1822人だった認定者数は、今年6月には約3倍の5441人になった。

9・11同時テロでは約3000人が死亡した。CDCの制度により健康被害を認定された患者は7万5000人に上る。がん以外にも、約1万2000人が精神衛生疾患と診断され、約3万2000人はぜんそくや胃食道逆流症といった呼吸器系や消化器系の疾患を抱えている。 

CDCの制度では、健康被害を発症した9・11同時テロの被害者を認定し、医療費の給付などを行っている。しかし認定されていない患者も含めると、がんなどの発症者数はこの統計を上回る可能性もある。

がんと診断された5441人のうち、4692人は、ニューヨークのワールトトレードセンター(WTC)や国防総省、旅客機が墜落したペンシルベニア州の現場に出動した救急隊員や、復旧・清掃などに当たった作業員やボランティアだった。

残る749人は、WTCに勤務したり近くの学校に通ったりしていた。年齢は55~64歳が全体の約半数を占めている。

登録されているがんの件数は6378件に上り、複数のがんを発症している患者がいることを示している。現場で発がん物質や汚染物質にさらされたことによってがんを発症したと見られている。

 転載元記事 http://www.cnn.co.jp/usa/35087500.html

抗菌せっけんの販売禁止 米国

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AFPの記事より、

201692日、アメリカ食品医薬品局FDAは、抗菌(薬用)せっけんについて販売を禁止しました。(EUも昨年5月に抗菌せっけんの販売を禁止しています)

FDAは、抗菌せっけんが通常のせっけんと比べて優れた殺菌効果があるとは言えず、健康に悪影響を及ぼすリスクがあると警告しています。

そして、「通常の石鹸と流水で洗うことは疾病を予防し、感染拡大を防ぐ上で最も効果的な方法の一つだ」と述べています。

日常的に除菌剤や消毒剤に曝され続けて過敏性を獲得した人には、瞬時に眼や喉が痛くなり頭痛を引き起こす成分の毒性が証明されたのです。

当会には、これまで学校や職場、住宅近隣からの除菌剤や消毒剤で農薬と同じような健康被害のSOSが届いていますが、主に揮発・飛散時の吸入による眼や呼吸器の粘膜損傷の痛みに始まる内部炎症を被っている要因が理解できます。

今回、FDAが指摘しているのは、19種類の殺菌剤を含有する抗菌せっけんや液体せっけんを対象として、皮膚や目の粘膜から生体内に影響する19種類の殺菌剤のうち、トリクロサンとトリクロカルバンは免疫系に打撃を与える恐れがあるという内容です。

日本でも殺菌作用の効能を示す薬用石鹸やうがい薬、歯磨き剤、手の消毒剤、除菌剤、さらに、防腐剤・抗菌剤として化粧品類にも添加されて広く使用されています。

すでに発症している人は避ける類ですが、購入時には成分表示を確認しましょう。

参考: 環境省 化学物質審査規制法 第三種監視化学物質http://www.env.go.jp/chemi/kagaku/kisei/3kanshi.html


AFPの記事は下記のとおりです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00000017-jij_afp-int

  「効果の科学的証拠なし」、抗菌せっけんの販売禁止 米国

2016 94()1331分配信 AFP=時事 【翻訳編集】 AFPBB News

AFP=時事】米食品医薬品局(FDA)は2日、19種類の殺菌剤を含有する抗菌せっけんなどの販売を禁止すると発表した。通常のせっけんと比べて優れた殺菌効果があるとは言えず、健康に悪影響を及ぼすリスクがあると警告している。

 19種類の殺菌剤のうちトリクロサンとトリクロカルバンは抗菌効果をうたう固形せっけんや液体せっけんに広く使用されているが、免疫系に打撃を与える恐れがあるという。

 FDA医薬品部のジャネット・ウッドコック(Janet Woodcock)氏は、「抗菌せっけんには細菌増殖を防ぐ効果があると消費者は考えているかも知れないが、通常のせっけんと水で洗うよりも有効であることを裏付ける科学的根拠はない」と明言した。その上で「殺菌剤が長期的には益より害になる可能性を示したデータもある」と説明した。

 今回の販売禁止対象には、病院などの医療機関で使用されている手の消毒薬などは含まれていない。抗菌せっけんのメーカーには1年以内の対応が義務付けられるが、問題となった殺菌剤の使用をやめる動きも既に始まっている。

 FDAは「通常の石鹸と流水で洗うことは疾病を予防し、感染拡大を防ぐ上で最も効果的な方法の一つだ」と述べた。また、石鹸と水がない場合には、アルコール濃度が60%以上の消毒薬を使ってもよいと付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News

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