「健康的な室内空気への権利」

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「きれいな空気を吸う権利」を阻害する室内空気汚染

私たちは、居住する住宅と職場や学校、公共的施設、交通機関などの室内で一日の殆どを過ごしています。これらの室内でタバコの煙や殺虫剤、殺菌剤、芳香剤、塗装剤、揮発溶剤等を使用すると汚染された空気が滞留し近隣室にも漏洩・侵入します。このような室内に滞在し日常的に繰り返し曝されると、眼や呼吸器系への粘膜刺激に始まる炎症やアレルギー疾患から消化器、中枢神経系に至る健康影響が生じる要因となります。                                         室内の空気質は私たちの健康に大きく関わる基本的人権であることを法と声明にて確認しました。

清浄な空気を吸う権利」は、憲法第25条の「健康権」であり、憲法13条の「幸福追求権」である。心身ともに健康であること、生命を大切にすること、それは人間の尊厳を保障する原点である。

第25条 「健康権」;すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

13  「幸福追求権」 ;個人の尊重(尊厳)、幸福追求権及び公共の福祉について規定している。

<参考>                                         

WHO 健康的な室内空気への権利

20007月、WHO(世界保健機構)は、"The Right to Healthy Indoor Air"(健康な空気に対する権利)と題した報告書を発表し「健康的な室内空気への権利」の原則を世界に訴えている。

化学汚染のない環境において生活する権利

2001年4月、国連人権委員会は、「化学汚染のない環境において生活する権利は基本的人権のひとつである」との見解を表明した。これは化学汚染と人権を結びつけた初の声明である。https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2003/2003_3.html

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