2018年5月アーカイブ

「汗をかいてデトックス」はウソ

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がん患者の会員が、自宅に遠赤外線サウナを備えたという便りが届いたとき、体を冷やさない療法に最適かと話していました。しかし、体内に溜まった有害物質を解毒するという「発汗デトックス」療法の効果は納得できず、汗をかくのは「体温調節」であり、血液に溜まる毒素など老廃物は腎臓でろ過して尿として排出されると考えていました。                                                                                       偶々、サウナの効果に対する疑問を解く内容の記事が出ていましたので、要点の転載でお知らせします。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180413-00010001-nknatiogeo-sctch                  2018/4/13() 7:41配信  ナショナル ジオグラフィック日本版より、抜粋転載

「汗をかいてデトックス」 はウソだった、研究報告                     

遠赤外線サウナには様々な健康効果があるが、汗で毒素を排出できるといううたい文句は科学的に証明されていない。                                                        

発汗により排出される毒素の量を分析した結果、                    「普段の食生活で体内に取り込む汚染物質のうち、汗で出る量は0.02%に過ぎない。さらに運動を激しくしたとしても、0.04%程度までしか増えない。どんなに大量の汗をかいたとしても、その日体内に摂取した汚染物質の1%すら排出できないということだ。                                                人間が汗をかくのは体温を下げるためであって、老廃物や有毒物質を排出するためではない。その役目を負うのは、腎臓と肝臓である。汗の成分の大部分は水とミネラルだが、様々な種類の有毒物質も含まれている。

 汗の中にはどれほど有害な物質が含まれているのだろうか。                           その量はわずかで、これらの物質は「残留性有機汚染物質」と呼ばれる農薬、難燃剤、そして現在は禁止されているが、まだ環境中に残っているポリ塩化ビフェニル(PCB)などがある。食品や環境中に存在する「毒」と一般に考えられているが、脂肪に引き寄せられる性質があるため、大部分が水でできている汗には溶けにくい。

 それでも人気の「発汗デトックス」                              最新の流行で遠赤外線サウナが盛んとなり、発汗デトックス産業の勢いは止まらない。遠赤外線サウナには様々な健康効果があるが、汗で毒素を排出できるといううたい文句は科学的に証明されていない。体内に有毒物質を取り込まない効果的な方法は、それらを含む容器や飲食物を避けることである。

また、サウナには鎮静作用など様々な効果はあるが、がんを予防できるという宣伝文句は科学的に実証されていない。そればかりか、やりすぎると命取りになることさえある。

 

健康食品の効能評価と真偽の検証

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健康食品として安心して摂取していた嗜好品のナッツやチョコレートも、        控えめにしなければと考える記事が出ていました。

紅茶とナッツ.jpg

コーヒーは、コーヒー豆の焙煎時に、タバコ煙の成分でもある発がん物質「アクリルアミド」が発生することは以前から公表されていました。「アクリルアミド」は高温で焼き上げる加工食品の殆どに含まれ、チョコレートや素焼きアーモンドにも含まれていたのです。                                                  また、チョコレートの効能と共に、原料であるカカオ豆の原産国の土壌によりカドミウムやニッケルほか含有量を考えると、過食は避けるべきと思いました。                                                筆者は、3年余り前にタバコ副流煙とその成分の長期被曝により、膵炎症状に至る消化器障害を被った4か月間を経て、一日に3回は愛飲していたコーヒーを飲まなくなりました。そして、それまで好まなかった紅茶が美味しく有機栽培のダージリン紅茶を飲み始めました。焙煎をせず蒸して発酵させる紅茶への嗜好に向いたのは、消化器機能の減退によって、無意識のうちに自身の体を防御していると考えていました。

そして、最近になって「骨粗しょう症予防に紅茶」の記事に出会い、紅茶のテアフラビンというポリフェノール成分の効能と、その含有量が高いのは「アッサム紅茶」であることも知りました。健康情報として併せてお知らせします。

<参考記事>

LA裁判所  コーヒー発がん性警告を 販売者に命令                2018331日 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20180331/k00/00e/030/167000c         団体側は、発がん性が指摘される化学物質「アクリルアミド」が、コーヒー豆の焙煎で生じるとして、この化学物質を取り除くか、警告表示をするかのいずれかを求めていた。http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/a_kiso/syokuhin.html

食品に含まれているアクリルアミド  農林水産省http://girlschannel.net/topics/1595612/

カカオで脳若返り「発表は不適切」 内閣府支援の研究                 2018381859分 朝日新聞  杉本崇https://www.asahi.com/articles/ASL384FWPL38ULBJ005.html

高カカオをうたったチョコレート(結果報告) 2008/02/06 - 厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/01/dl/s0114-10j.pdf

高カカオをうたったチョコレート(発表情報)_国民生活センターhttp://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20080206_2.html            

 マウスの骨粗鬆症が紅茶成分の投与で改善                     2015224日 大阪大学免疫学フロンティア研究センター http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2015/20150224_1


梅、らっきょう、生姜、山椒の季節に

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今年も5月半ば頃から、梅、らっきょう、生姜、山椒など、この時季ならではの旬の食材が出回っています。梅雨入り前のこの時期に、防腐・殺菌・解毒作用、食欲増進や疲労回復、胃腸機能の向上など、其々に期待できる手作りアルカリ性食品の保存食を備蓄すると重宝します。                                    3年前の5月に会員からの便りで「土用干しなしの"びん干し梅干し"」の漬け方を知りました。早速、試してみると簡単に、ふっくらとした梅干しができました。  

梅S.jpg梅干瓶S.jpg山椒S.jpgラッキョウS.jpg塩分を控えめにするために、洗って乾かした梅にホワイトリカーを塗す程度です。  重量物で押して上がってきた梅酢を取り出して、シソの葉を漬けるときれいな梅酢ができます。 この梅酢とリンゴ酢とみりんを使って、生姜とミョウガも漬けました。    他にも唐辛子入り「らっきょう」や、黒砂糖製のホワイトリカーとみりんの梅酒(これは酸性食品ですが)漬けてみました。
梅酒S.jpg山椒の実は、洗って10分ほど茹でて冷水に漬けた後、冷凍保存してサラダや山芋短冊にも、これからは冷やっこにも添えたり毎日使えます


体内をアルカリ性( pH7以上)に向ける食事療法を

タバコ煙や農薬・殺虫剤ほか、空気汚染物質に曝されて急性症状に至った時は、逃げ出すことが一番ですが、免疫力を高める毎日の食事が肝心です。                                                                                    体内をアルカリ性( pH7以上)に向ける食事療法が免疫力を高めると究明されています。「身体のpHレベルは全細胞に影響を及ぼす。脳、循環器系、消化器官、呼吸器官、神経、筋肉等々は、身体が酸性に偏るとバランスを崩し、癌などを引き起こす。」   ≪酸性食品≫・・・・・肉類、魚類、卵、砂糖、穀類                                          ≪アルカリ性食品≫・・野菜、果物、海藻、きのこ、大豆、食酢        体内の血液が酸性に傾かないように、野菜や果物の摂取のほかに、飲み物や調味料にも気を付けて、これからの暑い夏を乗り切りましょう。

 塩と砂糖を控える調味料の工夫

リンゴ酢、玄米黒酢ほか柑橘酢など料理に合う酢を使いましょう。           砂糖の代わりに、みりん、または醤油に麹を入れて保存すると美味しい甘未料になります。市販の調味料も添加物控えめを選びましょう。

調味料S.jpgニンニク醤油:皮をむいたニンニクを醤油に漬け込んで黒くなる頃から炒め物等に使うと塩なしで濃厚な味が出ます。                             1リットルの醤油にニンニクは1キロでも500グラムでも、醤油、ニンニクどちらも調理に使えます。   


<参考> 各食材の効能について

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所                   「健康食品」の安全性・有効性情報サイト  https://hfnet.nibiohn.go.jp/ 

当会ブログ「がんと炎症・代謝研究会 学会に参加  (2017626日)http://www.kyotokanariya.com/blog/2017/06/post-175.html

梅ぢから~びん干し梅干しから梅酢みそまで  農山漁村文化協会(農文協) 2004/03 http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_4540031872/

 

「がん征圧」和田洋巳 医師の記事 

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会報18号でインタビュー記録を掲載させていただきました「からすま和田クリニック」院長 和田洋巳 医師の記事が『サンデー毎日』に連載中とのご案内です。

WIKO研究所から下記のお知らせをいただきました。   

がんに負けないS.jpg   関係者 各位   ご連絡                 

424日(火)~ゴールデンウィークをまたいで522日(火)までの4週にわたり、『サンデー毎日』に和田院長の記事が掲載されました。                      好評につき、まとめとして6月12日(火)発売分が追加となりました。お時間ございましたら、本屋さんにお立ち寄りくださいませ。

<参考WEBで検索しますと一部が紹介されていました。

和田洋巳医師の特集記事(サンデー毎日ゴールデンウィーク合併号)http://mainichibooks.com/sundaymainichi/life-and-health/2018/05/06/post-2001.html がん患者が殺到する医院!がん制圧の法則/1 元京大医学部教授が提言


脳の機能に影響する毒性物質

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連日のタバコとその成分の揮散物質に追われて出た道中で、              ウォーキング中の高齢者と話しながら歩きました。

介護の世話になりたくないから毎日歩いている。介護保険が高くなった。        これから先の若い人が気の毒で心配という話で意気投合しました。

 昨日、増え続ける社会保障費の記事が出ていましたね。                なぜ、認知症やパーキンソンなど脳機能障害の原因を考えないのでしょう。     毒性が証明されているタバコやタバコと同じニコチン農薬の話をしました。

そうですね。近隣からのタバコは避けられず気になっていますということでした。

 「急増する認知症」と膨大な「社会保障費」について、

平成372025)年には65歳以上の認知症患者数が約700万人に増加        65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると見込まれている。          厚労省では、その発症原因は不明とされています。

しかし、研究者によるとタバコと農薬ネオニコチノイドの毒性が指摘されています。

 認知症患者、OECD加盟国の中で日本が最多20171113日 読売新聞)

日本国内の認知症患者割合は、OECD(経済協力開発機構)によると、日本の有病率(病気を持っている人の割合)は先進国35ヵ国中2.33%でもっとも高い数値を示しています。                                            日本の農薬使用量は世界トップクラスであり、

認知症予測S.jpgタバコ対策は後進国である要因も考えられます。

65歳以上の高齢者の認知症患者数と有病率の将来推計についてみると、平成242012)年は認知症患者数が462万人と、65歳以上の高齢者の7人に1人(有病率15.0%)であったが、372025)年には約700万人、5人に1人になると見込まれている。(内閣府資料より)

<参考>

社会保障費 2040年度1.6倍に  2018/5/21(時事通信https://news.yahoo.co.jp/pickup/6283317                  平成28年版高齢社会白書(概要版)- 内閣府http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2016/html/gaiyou/s1_2_3.html 認知症|疾患の詳細 原因・発症の要因http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_recog.html          喫煙で認知症のリスク2倍...九大教授らが調査 20140614日 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/science/20140614-OYT1T50102.html?from=ycont_top_txt                               当会‐会報18 P16 「急増する発達障害と認知症の要因を考える」http://www.kyotokanariya.com/katsudou-houkoku/bulletin-018-2017winter.pdf

居住の権利~居住に対する法的保護

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居住の権利とは、すべての人間は適切な住居に居住することができる、という権利である。主に社会権に属する。https://ja.wikipedia.org/

日本法における居住の権利

居住の権利は、生存権を定めた日本国憲法第25条の具体化である生活保護制度の中で、住宅扶助という形で保障されている。

「適切な住居」とは

1991年に出された、社会権規約委員会による居住に関する権利についての一般的意見4[4]は、その住居が「適切な住居」と言えるための一般的な条件を挙げている。居住に対する法的保護(強制立退きや嫌がらせ及びその他の脅威からの保護があること)                                              しかし、権利はあっても被害の証明ができなければ保護されることなく脅かされ続けるのです。

<参考>

平成29年における「人権侵犯事件」の状況について(概要)              ~法務省の人権擁護機関の取組~http://www.moj.go.jp/content/001253506.pdf

法務省の人権侵犯事件数より、

住居・生活の安全関係事案は2,909件(対前年比18.9%増加)で,全事件数の14.9%を占めている。このうち,相隣間における騒音等の相隣関係から生じる事件の割合が47.0%(1,367件)を占めている。


激しい頭痛・眼痛・肺痛と毒性物質

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今年4月~5月に筆者が繰り返し被ったこれまでにない激しい頭痛と眼痛・肺痛について、その要因として考えられる物質の毒性を調べてみました。             ご参考までにお知らせします。                                日常的に室内へ漏入する空気汚染物質は、タバコ燻しや残留ガス等の僅かな臭気と粒子状物質の飛散紛いのガソリン臭がする程度で痛く感知します。          殆ど無臭で頭痛、眼痛、呼吸器に痛く被る時はニコチン農薬か、燻蒸剤かと察しています。長い間、これらによって日常的に眼と呼吸器の炎症痛と頭痛を被ってきました。                                                 しかし、今回は特に、これまでにない耐え難い激しい頭痛に始まり、眼痛、肺痛、鼻腔痛、胃痛、動悸、腕から手指の痺れや痙攣まで、我慢していると朦朧として思考不可、記憶力減退に至る被曝です。時には微かにガソリン系か、油剤臭を感知することもありましたが、一日に数種類を超える漏入物質は日替わりで、激痛の起きる頭痛の部位がその都度に変化することから、毒性によって標的部位が異なることが判りました。                                                 それは、後頭部、頭芯部、前頭部、頭頂部、側頭部の5か所で起きる炎症痛と考えられます。激しい苦痛から逃れられない状況では、うつ症状を引き起こすのではないかと思えるこれまでにない体験から、認知症、過敏症など中枢神経系に影響する要因物質として考察しました。                                  隣接室で人が居住していればあり得ないことですが、症状が起きて逃げ出した道中や施設内で同じ症状が出ることがあれば、原因物質を知る指標にもなります。

 「症状から考えられる毒性物質」

タバコ煙: 後頭痛・眼痛・鼻・喉・咽頭痛・肺痛・首肩硬直痛

<タバコ煙の成分>

ニコチン: 吐き気・頭痛・発汗、慢性では気管支炎・不整脈

タール: 中枢神経系、呼吸器、心臓の障害。防腐剤・塗料に使用。

トルエン: 眼、気道を刺激 中枢神経系に影響(学習能力低下・精神障害)

アクロレイン:重篤な眼の損傷 、気管支炎、肺水腫、眠気・めまい                          長期被曝で呼吸器系、中枢神経系の障害、肝臓障害

ベンゼン: 皮膚・気道を刺激 化学性肺炎 中枢神経系に影響

ホルムアルデヒド: 眼と鼻、咽頭、気管管腔の炎症、呼吸困難、呼吸器、                                    中枢神経系への影響

アセトン: 眼、気道を刺激 中枢神経系、肝臓、腎臓、消化管に影響

シアン化水素; 強い眼刺激 中枢神経系、呼吸器系、心臓の障害、頭痛及び  

          悪心、呼吸困難、昏睡、衰弱、歩行困難、痙攣

ヒ素: 気管支炎、急性肺水腫などの呼吸器症状,皮膚炎,鼻腔の潰瘍,鼻中隔

     穿孔、慢性中毒では,胃腸障害、神経症状、皮膚変性

六価クロム:極めて強い毒性による眼、気道刺激・アレルギー、喘息・呼吸困難・                    上気道炎・皮膚炎・鼻中隔潰瘍、呼吸機能・消化器系の障害。長期暴露で肝臓障害・貧血・肺がん・大腸癌・胃癌などの原因。          

水銀:強い眼刺激・アレルギー性皮膚反応・臓器の障害(呼吸器系、心血管系、           腎臓、肝臓、中枢神経系)、長期又は反復ばく露で臓器の障害(神経系、心血管系、血液、肝臓、歯肉)

アセトアルデヒド:強い眼刺激、アレルギー性皮膚反応、眠気・めまい、中枢神経                          系、呼吸器の障害

アンモニア:眼の損傷・アレルギー・喘息・呼吸困難・中枢神経系、呼吸器の障害

ナフタレン:眼刺激 血液、眼、気道の障害 アレルギー性皮膚反応。長期又は、                  反復ばく露で血液、眼、呼吸器の障害

アクリルアミド:口、肺、皮膚から大量に吸収した場合、中枢神経及び末梢神経に                  障害(筋力低下、感覚異常、知覚麻痺、歩行異常等)を引き起こす

窒素酸化物: 粘膜の刺激、気管支炎、肺水腫 強い酸化作用で細胞を傷害 

ドミウム: 咳、頭痛、胸痛、肺水腫

<タバコ以外に考えられる毒性物質>

ネオニコチノイド: 痙攣、めまい、意識障害など中枢神経系異常、呼吸器および                           消化器系の異常

硫酸ニコチン: 口腔・咽頭・食道・胃部の灼熱感、吐き気、頭芯部の痺れる頭痛・                    強い眼刺激 鼻、のどを刺激、腕~手指の痺れ・唾液過多・頭痛、 頭重、食欲不振、動悸、胸部圧迫感、冷汗、唾液分泌過多、悪心、腹痛、意識障害、手指振戦、痙攣

クロルピクリン:重篤な眼の損傷、皮膚刺激、神経系、呼吸器、血液系の障害

         長期又は反復ばく露による呼吸器、中枢神経系の障害

メタノール: 眼・皮膚・気道を刺激 中枢神経系に影響(頭痛、視力障害)

キシレン: 麻酔作用、眼、皮膚・粘膜への刺激作用、中枢神経系に影響                           (学習能力低下) 

Nヘキサン: 眼を刺激 中枢神経系に影響 化学性肺炎

エタノール: 眼、皮膚、気道を刺激 中枢神経系、特に大脳機能に影響

イソプロピルアルコール: 眼、皮膚、気道刺激、中枢神経系影響(頭痛、疲労感)

Tイソシアネート: 咳・咽頭痛・鼻汁・気管支炎・化学性肺炎・肺水腫

タバコ煙、残留ガス成分と、農薬・殺虫剤、除菌剤、洗浄剤に含有する物質との相乗作用で起きる激痛も考えられます。

受動喫煙で苦しむ会員も同様に、タバコ煙の飛散との複合で更に苦痛の報告が届いています。日常的にタバコ煙に曝されている人が重症化するのかどうか、特に脳機能への影響を免れない危害に慄いています。

<参考>

個々の化学物質の情報検索 (Web ガイド)http://www.nihs.go.jp/hse/link/webguide.html

有機溶剤中毒予防規則関係http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001f4br-att/2r9852000001f4d8.pdf

副流煙中のヒト発がん性物質  厚労省 ヘルスネットhttp://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-05-004.html

身の回りの環境-汚染物質と「新たなシックハウス」当会‐会報9号P19 http://www.kyotokanariya.com/katsudou-houkoku/bulletin-009-2012summer.pdf

 

合理的排除が横行する居住社会

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公的窓口へ相談後の変化

受動喫煙ほか室内への空気汚染の被害に困窮する会員の相談窓口を求めて、3月半ばに、府と市の担当部署に「合理的配慮」の照会と啓発を願って伺いました。

筆者も同様に、漏入タバコ煙ほか深刻な空気汚染に曝されて困窮する居住と苦痛の実態を伝えました。

その後、帰宅時に住宅建物入口で喫煙する待ち伏せスモーカーの出現が続きました。更に、4月初めから居室に蚊取線香燻しの漏入が続いて、眼、鼻、喉の痛みと咳、頭痛、涙、鼻汁は出っ放しで、深夜になっても止まず、翌朝にはカーテンにも臭気が染みついている程、強く被ったのは多量の使用による濃度が考えられました。

 これまでも、年中、殺虫燻蒸剤の蒸散を痛く感知してきました。             今回は、タバコに替わる燻煙剤を蚊取り線香で紛らしたようです。

続いて4月半ばから、夜間に帰宅すると自宅ドア前に黒い帯状の液体が塗布され、朝には跡形もなく消えて洗浄跡を残すという異常事態が始まりました。この日から待ち伏せ喫煙の姿はなく一帯にタバコ臭が漂い、ドア前の塗布と洗浄は1か月を経ても繰り返し続いています。

5月は、タバコのほかにタバコ含有物質の数々と考えられる揮蒸散物質の漏入が続いて、これまでにない激しい頭痛と眼痛・肺痛・鼻腔痛を繰り返し被りました。特に、耐え難い頭痛に我慢していると、朦朧として思考不可、記憶力減退に至り、就床後も朝まで被って、目が覚めるとひどい頭痛と声がれ、全身の関節痛、疲労困憊が継続します。                                                 近隣からの受動喫煙に消臭剤の飛散流入が加わり、更に症状が悪化したという会員にも同様の変化が起きていることから、公的な相談窓口の対応を切実に願っています。

タバコ煙‐流入実態の測定効果

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タバコ煙の粒子量を測る測定機AM510は、昨年から会員限定で貸し出すことになり、暫くぶりに筆者の自宅で操作しました。                                              

DSCN7712S.jpg

10分ほどの短時間でも壁面近くで瞬時に高濃度が表示されて、日常的にタバコ燻煙に曝されていることが判ります。                                               これまで、公的施設やコンビニ前の喫煙所など測定に回って撤去に繋がることもあり、測定機の効果は大きいと実感しています。

しかし、住宅の隣接から漏れ入る見えないタバコ煙の対策には成果なしです。                                             当会では、7年前から、この測定機で公共的施設などで測り始めましたが、試しに筆者の居住室で測定すると、漏入するタバコ煙の濃度が基準値を遥かに超えた高い数値が出て記録を続けました。 その後、タバコ煙は燻し(副流煙)になり、症状も進行して測定する余裕もなく経過しました。                             住宅居室に飛散・流入する受動喫煙の危害は、厚労省の「望まない受動喫煙」をなくす対策の基本にも組み入れられていない深刻な問題です。

今後は、できる限り測定にも取り組みたいと思います。

2018 世界禁煙デー

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2018 世界禁煙デー は 531日木曜日です。       

2018 世界禁煙デーSS.jpg

禁煙週間は5月31日から1週間です。        

京都では、今年も高台寺で「2018年世界禁煙デーin京都」が開催されます。http://www.pref.kyoto.jp/gan/2018kinen.html

日時:6月9日(土曜日) 17時30分~19時30分       場所:鷲峰山高台寺                          主催:NPO法人 京都禁煙推進研究会              共催:京都府、京都市       

(昼間に多くの人が行きかう街なかでの開催を期待しましたが、今年も夜間の山の上です。)

<参考>                             http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000202210.html        ◆厚労省 平成30年度「禁煙週間」実施要綱                      期間 平成30年5月31日(木)から平成30年6月6日(水)まで            禁煙週間のテーマ                                      2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」http://www.who.int/campaigns/no-tobacco-day/2018/event/en/      WHO世界禁煙デーのテーマ: Tobacco Breaks Hearts Choose health,not tobaccoWorld No Tobacco Day Tobacco and heart disease  Date: 31 May 2018                                               ◆日本禁煙学会http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/2018531NOS.pdf

 

タバコ疾患‐受動喫煙で3200億円

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タバコが、これほど人の健康と命を奪い、増え続ける膨大な医療費が国民の税金を含む国家財政を圧迫している事実をお知らせします。

2018/1/15 東京新聞夕刊の記事より、

たばこが原因で2014年度に100万人以上が、がんや脳卒中、心筋梗塞などの病気になり、受動喫煙を合わせて14900億円の医療費が必要になったとの推計を、厚生労働省研究班が15日までにまとめた。国民医療費の3・7%を占めるという。

その結果、喫煙で11700億円、受動喫煙で3200億円の医療費が発生したとみられることが判明。患者数は喫煙が79万人、受動喫煙が24万人だった。

喫煙者では、がんの医療費が多く、7000億円を超えた。心筋梗塞をはじめとする虚血性心疾患や脳卒中などの脳血管疾患の医療費も、それぞれ2000億円だった。 受動喫煙では、がんによる医療費が300億円。虚血性心疾患は1000億円、脳血管疾患は1900億円と推計した。

経済的な損失額も試算。病気による入院で仕事ができなくなったことによる損失は喫煙と受動喫煙を合わせて2500億円、勤務中に喫煙するために席を離れることによる損失は5500億円と見積もった。

 <参考>

http://www.tokyonp.co.jp/article/national/list/201801/CK2018011502000227.html   たばこ原因 医療費1.5兆円 受動喫煙で3200億円               2018115  東京新聞夕刊

https://toyokeizai.net/articles/-/168119?page=5                  受動喫煙問題解決には政治的な決断が必要だ                    20170418日 東洋経済

化学物質過敏と発達障害について

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 テレビ報道の内容について、会員から問い合わせがありました。                        考えられる問題点と直近の化学物質過敏症に関する調査報告など          参考記事を案内しました。

Q)問合せの内容

  昨日(4/30)NHK「あさイチ」をみました。発達障害のテーマでしたが、       ちょっと腑に落ちないと感じたのは、発達障害者の感覚過敏性を、化学物質過敏症の人が自身の症状を語るという内容です。過敏症状を認知してもらうには良いのかもしれないですが、化学物質過敏症の原因が発達障害にされては、環境汚染問題が遠退く危険を感じながら見ていました。                      脳の機能障害が過敏症を生むという事が根底にはあるのでしょうか?

A)応答

  感覚過敏が双方に共通していると捉えたのかどうか、番組を視聴していないのでNHKに確かめないと解りませんが、下記の記事を参考に考えられることをお知らせします。

・多種類化学物質過敏症は、化学物質の過度の曝露(タバコ煙、農薬、殺虫・除菌剤、溶剤・塗料、重金属など)が引き金となって、体と脳に起きる炎症が原因であることは体験から考えても間違いないでしょう。(暴露不明の過敏症は別として)

・発達障害は脳機能の発達が関係する障害であり、化学物質過敏症における脳の   炎症は脳神経系に作用する物質により、中枢神経系の障害が起きるという違いがあります。

・発達障害と認知症も、農薬、タバコほか化学物質の影響が指摘されています。

<参考>     https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962 より

農薬使用量と発達障害S.jpg    https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/shiryo/2210_shogai_jireishu.pdf       精神障害 発達障害 高次脳機能障害 - TOKYOはたらくネット - 東京都https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962                      『発達障害の原因とメカニズム:脳神経科学の視点から』
https://www.jniosh.go.jp/icpro/jicoshold/japanese/country/finland/organization/FIOH/WorkHealthSafety/solvent1.html

『脳を蝕む溶剤』 フィンランド労働衛生研究所(FIOH)発行                (訳 国際安全衛生センター)                                http://www.env.go.jp/chemi/anzen/mcs/biryou27.pdf 環境省           平成27年度「環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究」報告 http://ifu-wolfhagen.de/japan-ifu-institut-wolfhagen/           多種類化学物質過敏症)-国際会議、2009/3東京 ドイツ環境医療研究所(IFU)ルノー医学博士 講演録  



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