化学物質過敏と発達障害について

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 テレビ報道の内容について、会員から問い合わせがありました。                        考えられる問題点と直近の化学物質過敏症に関する調査報告など          参考記事を案内しました。

Q)問合せの内容

  昨日(4/30)NHK「あさイチ」をみました。発達障害のテーマでしたが、       ちょっと腑に落ちないと感じたのは、発達障害者の感覚過敏性を、化学物質過敏症の人が自身の症状を語るという内容です。過敏症状を認知してもらうには良いのかもしれないですが、化学物質過敏症の原因が発達障害にされては、環境汚染問題が遠退く危険を感じながら見ていました。                      脳の機能障害が過敏症を生むという事が根底にはあるのでしょうか?

A)応答

  感覚過敏が双方に共通していると捉えたのかどうか、番組を視聴していないのでNHKに確かめないと解りませんが、下記の記事を参考に考えられることをお知らせします。

・多種類化学物質過敏症は、化学物質の過度の曝露(タバコ煙、農薬、殺虫・除菌剤、溶剤・塗料、重金属など)が引き金となって、体と脳に起きる炎症が原因であることは体験から考えても間違いないでしょう。(暴露不明の過敏症は別として)

・発達障害は脳機能の発達が関係する障害であり、化学物質過敏症における脳の   炎症は脳神経系に作用する物質により、中枢神経系の障害が起きるという違いがあります。

・発達障害と認知症も、農薬、タバコほか化学物質の影響が指摘されています。

<参考>     https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962 より

農薬使用量と発達障害S.jpg    https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/shiryo/2210_shogai_jireishu.pdf       精神障害 発達障害 高次脳機能障害 - TOKYOはたらくネット - 東京都https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962                      『発達障害の原因とメカニズム:脳神経科学の視点から』
https://www.jniosh.go.jp/icpro/jicoshold/japanese/country/finland/organization/FIOH/WorkHealthSafety/solvent1.html

『脳を蝕む溶剤』 フィンランド労働衛生研究所(FIOH)発行                (訳 国際安全衛生センター)                                http://www.env.go.jp/chemi/anzen/mcs/biryou27.pdf 環境省           平成27年度「環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究」報告 http://ifu-wolfhagen.de/japan-ifu-institut-wolfhagen/           多種類化学物質過敏症)-国際会議、2009/3東京 ドイツ環境医療研究所(IFU)ルノー医学博士 講演録  



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